菖蒲町上柏間2767
柏間小学校北西
県道久喜・桶川線に面した参道を入り、山門をくぐると町指定保存樹木の榧の大木や、見事な枝ぶりの百日紅がある。
右手に鐘楼、左手に彫刻の施された観音堂。正面に本堂があり、本堂の脇には、歴代住職の墓石が整然と並んでいる。
本堂の裏は竹やぶになっており、手入れの行き届いた広い境内はひっきりなしに車の通る県道と、静かな竹やぶとに挟まれている。
「新編武蔵風土記稿」によると、足立郡上深井村寿命院の末寺で、慶安2(1649)年に寺領十石八斗を賜っている。
文明年間(1469〜87年)僧圓俊の草創で十一面観音は行基の作と伝えられている。
石碑には、昭和20年に、寺有地田畑、二町参畝歩を開放、平成2年に、庫裡、客殿を建立したとある。
また、鐘楼にかかる鐘は、延亭5(1748)年の鋳造。
観音巡礼 山田計司著より

2009年4月29日参拝

【御詠歌】 風ならす森の音かや真言なる み法の寺の観世音なり

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