蕨市中央5丁目13番3号 |
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蕨市役所南側、中央通り沿いに長泉院はある。 東京都、湯島の霊雲寺の末寺で、宝暦5年(1755)、珠映大和尚が本願主観静の懇請により、真言津宗の道場として開創された。 地元では長泉院というよりも「おしゃみ」で通っている。 これは本願主の観請が修行僧で「沙彌」の位であったために、かつて関東真言津宗総本山の霊雲寺の珠映大和尚を迎えたからである。 ご本尊は五大明王の一つである大威徳明王を安置している。 長泉院は元来、檀家を持たない祈願寺であったため、江戸時代には特に一橋徳川家の祈願所として、毎年1月15日には祈願礼を献上に参殿していたといわれる。 当寺院の梵鐘は地元では「おしゃみの鐘」として親しまれている。 江戸時代に鋳造された二大名鐘として有名で、もう一つは水戸市の弘道館にある。 音色は振動数とうなりの数値が適切で、温和で大変美しい。 北足立八十八ヶ所観音霊場31番札所 長泉院より 2009年7月18日参拝 御詠歌不明 |
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