蕨市北町3-2-4 三学院 |
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蕨西小の方から入ってきた道(丁字路)を左に行く。突き当りを又左へ行き、五差路になる道を、直線に進むと、国道17号線にでる。 むかいの小道を入ると、旧中山道になるが、ここから前方に有名な三学院がみえる。ここまで、20分ほどの道のりである。 成就院は、この三学院の手前の山門を右に行くと、北小に突き当たるが、この辺にあったと市の説明であった。 明治のはじめ廃寺となり、三学院にすべて引き取られたらしい。 三学院のご住職に伺うと、不動尊は本堂に二体あるが、その歴史は残念ながらわからないとのことだった。 三学院の不動尊は本堂の右側にあり、4mほどの高さの豪華な宮殿の中に、火炎を含めて1.5mほどの青不動立像で華麗な感じを受ける。 本堂内のもう一体の不動尊は、まちがいなく成就院のものと思われるが、証明するものはない。 三学院は本尊は十一面観世音で、市の文化財に指定されており、本堂内正面に位置する。境内には、六地蔵、目疾地蔵、子育地蔵、さらに見事な建築美の鐘樓、 三蔵法師の舎利殿等をもつ大きな寺で、巨大な石造物も多く、目をみはるばかりの規模で、参詣者がいつもたえない。 この三学院に近い和楽備神社の本殿の正面手前に、常夜灯(高さ2.5m)が参道の両側に立っている。 市の説明では、これに刻まれた宥伝の名は、往時の成就院住職のものであるという。 (高島英一著より) 2009年9月16日参拝 御詠歌 みやこちの わらひの宿のふとうそん ねきこと成て 就るとそきく |
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