川口市芝6880
真光寺を出て桜並木をもときた道を戻る。外郭環状線の手前、(川口の方から来た道)を右へ、少し行くと産業道路にでる。外環と産業道路が交叉するところである。 外環の下に歩道橋がかかっている。
立派な歩道橋だが、これを歩く人影はない。車だけが東西南北縦横に走りまわっている感じである。この歩道橋の上から前方をみると森が見える。 これが昔、神宮寺のあった場所である。
歩道橋をおりて、ふりかえると、赤い鳥居がみえる。これが鶴ヶ丸八幡神社の入口で、赤い鳥居は、その入口にある稲荷社のもので、このわきには、 市の保存樹木スタジイ(ブナ科)の大木がそびえている。この先が八幡神社で長い参道が丘の上の方につづいていく。
丘の上には社殿があり、ここの説明によると、本殿は県指定の有形文化財になっている。この本殿に上る手前の右側に、200坪ほどの空地がある。 昭和のはじめ頃まで82番神宮寺の建物はここにあった。
すべてのものは、すぐ近くの長徳寺に引き取られている。 長徳寺のご住職に神宮寺のことで伺うと、倉の中に封印して預かっているが、不動尊や扁額も入っているとは思うが、調べてみないとわからない。 しかし1〜2年の内には、神宮寺を再建することを考えているとのことであった。
12年後の2005年の酉年には、神宮寺は昔の場所で巡拝が可能になる訳である。
(高島英一著より)

2009年9月16日参拝

御詠歌   もろもろの ほんのうたをたつみつるきの ひかりにもれぬ 神の宮寺

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