東京都北区浮間4−9−2
埼京線の北赤羽と浮間舟渡の中間にあるが、若干、北赤羽の方が近いようです。
浮間水再生センター東側に観音寺はあります。
観音寺は元和元年(1615年)に創建されたと伝えられています。昔は浮間の渡し場から左の道を行くと観音寺に出られました。
明治43年の大水害では、本堂が床上浸水したため、たるを二つ並べてその上に本尊をおいて一晩中守ったという話が残っています。 また、観音寺には釣り鐘が二つあります。戦時中は武器を作るため、釜や銅像などの金属を供出させられました。観音寺の鐘も例外ではありませんでした。
しかし、幸いにも鐘はつぶされることなく、約40年を経た昭和58年に、浮間に帰ってきたのです。現在使われている鐘は戦後作られたものです。
足立観音霊場に東京都の当寺が一つだけ加わっている理由は、当地はかって埼玉県に属していた。
大正初期から始まった新荒川掘削工事で浮間は埼玉県と分断されてしまい、1926年(大正15年)に、 埼玉県北足立郡横曽根村(大字浮間)から東京府北豊島郡岩淵町に編入されたためです。
荒川を挟んで向かい側に常福寺(22番)、斜め右に善光寺(24番)がある この地区は、昔、荒川放水路の完成によって埼玉県から東京都に行政替えをした土地のようです。
足立坂東観音霊場23番札所
足立百不動尊36番札所
(観音寺より)

2009年5月23日参拝

【御詠歌】 きょうまでは たびのかりねの うきまくら かねにめざめて かへるふるさと

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