川口市新井宿157 |
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長源寺を出て、外郭環状線から入ってきた道を先へ行く。神根浄水場の信号を左に入り、神根小の前を過ぎ、
グリーンセンターを右に見ながら行くと、122号線に出る。 これを渡り少し行くと、日光お成り街道に出る。 これを右に行くと、すぐ道の両側に、神社と寺が相対峙しているところにでる。 つまり多宝院(表示が全くない)の前に宝蔵寺、多宝院の隣の、子の日神社の前は、氷川神社という訳である。 珍しいケースで奇異にすら感じる。 多宝院の前にも不動堂はあるが、中に石造りの不動尊がおかれてあるだけで、中は荒れ放題の感じである。 この奥に平屋の建物があるが、その軒下に28番大聖不動尊の扁額がかかっているので、ここが多宝院であると確認した。 ここは無住の建物のようで、そのためか損傷がはげしいようだ。中をのぞくと奥に格子がみえるが、その中に不動尊をまつってあるものと思われる。 ここの総代は臼倉米次郎氏で、ここから少し南の道沿いに石の長い塀をもつ家なのだが、すでに亡くなっていた。 広い境内をもつ多宝院はこれからどうなってしまうのだろうか。心に残る。(高島英一著より) 2009年9月3日参拝 御詠歌 わきいてゝ ひゝに新井のさとなれば 多き宝の ありとしもしれ |
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