戸田市中町2-14-3
東福院を出て、来た道の宮町の信号に出て、これを右へ行く。まもなく、きざわ橋にかかり、この先が戸田市になる。 道がこの先で二股にわかれるが、それを右へ、1キロほど行くと、左手に下戸田正覚院がある。
平成4年まで改装中で、お寺をみられなかったが、ようやく完成した。木の香も新しい総桧造りの、堂々とした本建築で、見事な風格のお寺になっている。 中を拝すると、奥の正面に、二童子を前に従えた不動尊坐像がある。新編武蔵風土記稿にも、ここの本尊は不動尊と書かれている。
本堂の前には、高さ4m近い、七寸か八寸角の角塔婆が建てられている。本堂の左手には墓地がお寺の裏えと続いている。
この四十番正覚院は行弘寺の現在資料では、百不動からはずされて大宮の金剛寺になっているが、なぜなのだろう。ここのご住職は、八十八歳の高齢なのだそうで、 あとで伺ったところによると、この寺は鶴林山正覚院不動寺といい、いつでも開帳しているので参拝して欲しい。扁額は四十番の入ったものが、別にしまってある。
百不動からはずされたいきさつについてはわからないということであった。(高島英一著より)

2009年9月7日参拝

御詠歌   下戸田のさとに ちとせのすゑかけて 正しく覚す みのりとそしる

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