戸田市笹目１-１２
金剛院をでて中央通りを左折、少し先に笹目川が流れる。この橋を渡って、川沿いに道を右に入る。１０分ほどで二本目の境橋を左に折れると、すぐに真福寺がある。 金剛院から１５分くらいの距離である。
新編武蔵風土記稿には、別所村玉蔵院末とあるが、ここにある戸田市教育委員会の説明では、浦和一乗院の末寺になっている。小じんまりとした平屋建ての寺で、 右隣りに管理人の住まいがあり、右横と裏手が広い墓地になっている。寺の中には７０㎝ほどの不動尊立像と、本尊の薬師如来が並んでまつられているが、 百不動扁額は、外にも内にもない。
この真福寺のすぐ裏手に、谷口の稲荷社がある。そこには百萬べんの、なむあみだぶつの行事が真福寺との間で年一回行なわれると戸田市教育委員会の説明があり、 真福寺との深いかかわりを示している。（高島英一著より）

２００９年９月７日参拝

御詠歌　　　ものことに　たらはや　口にまかすへし　これそ真の　福ひの寺
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