さいたま市西区島根634
神明寺から北高の前の通りに戻り、大宮の方へむかう。20分ほどで大宮市に入る。ここに来ると両側に歩道のついた道になる。 ここから眺める左一帯に、田んぼが広がり、はるかかなたまで見とおすことができる。見渡すとその先に、五十八番大泉寺がある。
道は左に大きくカーブするのだが、やがて火の見やぐらがみえ、その前を左に入るとすぐに墓地がみえる。入口にはミカゲ石の門柱があり大泉寺墓院とある。 神明寺から30分ほどの距離である。300坪ほどのこの墓地は、新しい墓石が目立つ。入口の脇に、大きな地蔵尊が二体と、左奥に古い石造物が並べられているが、 寺院はなく、その跡もみとめられない。この大泉寺の墓石は、大宮の島根から浦和の宿に至る広い田んぼが眼下にある。
今は訪れる人も少ない、この大泉寺の墓石群は、永い歴史の流れをここから見渡しているかのようである。(高島英一著より)

2009年9月10日参拝

御詠歌   かるらゑん たちのほるかけうつろひて 嶋根大きく 泉そゝけり

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