さいたま市南区沼影1−6−29
広田寺・沼影観音堂
鹿手袋の不動堂を出て左に行き、先ほどの十字路に出て、これを曲がらずにそのまま行く。 次の十字路まで300mほど行くと、前方に高架の上に武蔵浦和駅がみえ、右の方には100mほど先に観音堂の屋根がみえる。
この観音堂は広い敷地を持ち、中央に観音堂、右奥に自冶会館があり、裏に墓地が広がる。 この会館の中にも不動尊が一体あるが、これは観音堂の前に不動堂があり、古くなったお堂がこわされ、ここに移されたものらしい、 この近隣は細渕家が多く、ここの民生委員している細渕行子さんの説明では、今は観音堂しかないが、広田寺と呼ばれる大きな寺であった。
不動講もこの自冶会館で、月に一回婦人たちで開かれており、男性は観音講を開くのだそうだ。 一乗院(四十六番)の鬼頭住職によると、昔はこの観音堂の前に、六十八番遍照院があって現在は群馬銀行になっているが、この左横にも細渕家があり、 そこに不動尊と扁額があるとのことである。
この観音堂の、正面入口には、新しいみかげ石の塔があり、それには、足立坂東第十二番、聖観世音、鶴住山、広田寺と入っており、2m余の大きな石地蔵尊の他に、 古めかしい石造物をいくつか見ることができる。 (高島英一著より)

2009年8月23日参拝

御詠歌   沼影にうつしてやみん かるらゑん 遍く照す 寺にまふてゝ

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