さいたま市南区白幡2-16-8
福寿寺跡の前の道を先に行くと、右に起志野天神社がある。700年前の鎮座と説明があるが、今は公園であり、子供の遊び場である。
これを左へ、突き当りをさらに左へ行き、次を右へと入る。白幡中学を右に見ながらせまい坂道をくだる。 右手にやがて七十三番医王寺がみえてくるが、ここまで10分とはかからない。
境内に入ると、右手に本堂があり、正面に大日如来、その右手前に不動尊座像が拝める。本堂軒下に七十三番の扁額もみられる。 この本堂左手は山の上に薬師堂があり、かなり古い建物だが、堂々とした造りである。本尊は弘法大師の作とつたえられている。
また本堂の右前に高さ2mをこえる巨大な板石塔婆がある。延慶二(1309)年とあり、昔は薬師堂の脇にあったものをここに移したもので、 浦和市の文化財に指定されている。この医王寺の正面入口には、二階建の山門があり、左手の薬師堂の樹木と調和のとれた風景の寺院である。(高島英一著より)

2009年9月16日参拝

御詠歌   おさまれる よにもわすれぬつるき索 いはふみ寺は 白幡のさと

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