さいたま市南区辻3-11-6
76番の薬師堂を出て、登ってきた道の坂を下り、十字路に戻り、そのまま南へすすむ。六辻の交叉点をすぎると、この辺は様々な形をしたマンションの多いのに気づく。 都市化がどんどんすすんでいるのだ。交叉点から200mほど行き、右に入るせまい道がある。200mほど行くと道は少し広くなる。
その右手にお寺の山門がみえる。中に入ると、山門もそうだが、本堂も新しいのに気づく。ご住職に伺うと、火災にあって古いものはないとのことだった。
お寺は灯明はつける、古いお寺は樹木もそびえているから落雷ということもある。一般住宅よりも火災にあう確率が高い。
不動尊は秘仏になっているが、2mほどの立派な宮殿に納められ、70センチほどの座像で前に二童子をしたがえている。 宮殿の前にも、石造りなのだろうか、不動尊がおかれている。扁額はみえないから焼失したものと思われる。
本堂の左手は、千坪ほどの広い墓地となっているが、このあたりはところどころに畑が残っている閑静な地帯で、お寺も都市の喧騒からはなれた静けさがある。(高島英一著より)

2009年9月16日参拝

御詠歌   みなみきた にしとひかしの辻にたち ゆきかふひとを 和む光りそ

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