川口市青木5-5-36
87番へは約3キロの道のりである。塚越神社の裏手(来た道)を右へ、川口と蕨の市境の直線道路を15分ほど歩くと、上青木西1丁目の信号に出る。
ここから少し道がせまくなるが、この辺は会社や工場の多いところである。 やがて、竪川に突き当たるが、川ぞいに進み、川口保健所脇の橋を右へ、10分ほどで青木中央の信号に出る。 この先の三本目の十字路を左に入ると、まもなく竜泉寺がみえる。
正面の本堂はコンクリート造りで新しい感じである。本尊は大聖不動尊坐像で、火炎までいれると2mにも及びそうな大きさで正面に鎮座するが扁額はみえない。
ここは川口のオートレース場にほど近い場所なのだが、静かな環境にある大きな寺院で、境内にも墓地はあるが、道路の前にも広い墓地がある。 この竜泉寺のご住職から貴重な資料を頂いた。百不動尊を調べはじめた昭和のおわり頃、百不動を調べている話をしたところ、 ご親切に巡拝記の資料をわざわざコピーして下さったのである。
この資料は、村名、寺院名、ご詠歌の他に、次への距離のついているもので、勿論距離は昔の何里、何丁で表示されている。 この村名、寺院名を、行弘寺の石碑のそれと比較の結果、全く一致した。
従ってなくなってしまった寺院も、全部記入されているので、この資料はそれらの不明寺院を探すのに、それから先、大いに役立ったのである。
この資料はあとで入手した、鳩ヶ谷の島田家所蔵の巡拝図に記入されている距離とも比較したところ、一致する。昭和のはじめ頃、 この資料で百不動巡りをした熱心な信者がいた証明でもある。(高島英一著より)

2009年9月16日参拝

御詠歌   いまにしも 青木かもとの岩たゝみ 龍の泉の わくみ寺かな

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