さいたま市桜区西堀2−6−17
埼京線、線路沿いを中浦和より南与野方面に向い、左に入ったところに医王寺がある。
山門を入ると、正面に本堂がある。
医王寺の銅鐘は市の有形文化財として指定されている。
宝暦14年(1764)銘で、旧宝性寺の鐘は戦時供出を免れた梵鐘としても知られている。
聖徳太子を賛仰して建立された古い寺で、今から一千年前の創建と伝えられる。
太子は仏教に深く帰依し、寺院を各地に建立した。上宮太子とも称された。
上宮の名は、父用明天皇の宮の地に太子がおられたからとされている。
元来、御室門跡仁和寺派だったが、明治初年以来智山派に属し、与野市、円乗院の末寺となった。
大日堂には胎蔵大日如来を安置する。
座像は木像漆箔、水晶の白毫をはめ込み、高さ110センチ。
円満芳潤のお顔で、藤原時代末期の作とされ、国認定重要美術品。 関東まれに見る古寺。雹除けの大日さまとも呼ばれ、かつて、他のところに展示されたときには、地元の西堀地区はひょう害に見舞われたという。
江戸時代に賢秀法印が再興を図り、元禄4年(1691)、現本堂を建築した。
昭和9年には弘法大師千百年記念として、本堂の大改築が行なわれた。大日堂も昭和26年に篤信者の寄進により再建された。
北足立八十八ヶ所観音霊場24番札所
足立百不動尊66番札所
医王寺より

2009年7月9日参拝

御詠歌不明

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