戸田市新曽1791
新曽小学校北側、スーパーマルエツ東側に観音寺はある。
入口から参道100mで仁王門。
しかし、墓所は入口から左側にある。山門を入って左に弁財天堂と鐘楼。
正面に本堂、その左に阿弥陀堂。本堂の右は庫裏。墓所は本堂の左側まで繋がっている。
草創は栄徳3年(1383)もと荒川の岸、木山の地にあって、横曽根村吉祥院の末寺で、開山は亮誉である。
この頃に、京都智積院の末寺になった。
中興開基は、室町時代末に庄和泉守秀永によって再興され、のちに剃髪し道覚と号した。
境内に道覚が文禄4年(1595)2月に建立した石灯籠が現存している。
道覚は寛永17年(1640)10月に没している。
そのほか、建長5年(1253)銘の板碑も残る。
本尊の如意輪観世音菩薩像は毘首羯摩作と伝えられている。
その他に阿弥陀如来、大日如来、十一面観音菩薩、不動明王、地蔵菩薩、妙見菩薩などが安置されている。
現在の本堂は明冶13年建立で改修を重ねている。
仁王門は1712建立。仁王尊は1698の造立。阿弥陀堂には千躰の小阿弥陀如来が安置されている。
他に1253の板碑、1595の石灯籠、は市指定有形文化財である。
足立坂東観音霊場18番札所
北足立八十八ヶ所霊場70番札所
観音寺より

2009年7月18日参拝

御詠歌  もとやまに たれかうえける はななれや はるこそたをれ たむけにぞなる

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