さいたま市浦和区仲町2丁目13番22号
埼玉会館北側隣接して玉蔵院はある。
寺伝によると、当院は、平安時代の弘法大師による開山といわれている。
中尾の吉祥寺とともにさいたま市における古利である。
中興開山は、室町時代後期の印融である。
印融は弘法大師の再来といわれた学僧であり、永正16年(1519)8月15日、横浜観護寺にて入寂した。
天正19年(1591)家康から10石の御朱印を賜った。
短才見聞録によれば、第4世大僧正宥盛と次の権僧上宥海は、ともに家康のお気に入りで、寺領寄進にあたって家康から望み次第、 鴻巣宿から浦和宿まで与えるという思召しがあったが、沙門の高禄はかえってわざわいを招くものだといって、わずか10石を願ったという逸話が残されている。
元禄12年(1699)12月12日の夜、火災にあって、一宇も残さず焼け落ちたが、門末や檀越の力で、元禄14年には上棟している。
現在の本堂は昭和になって大改造したものである。
地蔵堂は安永9年(1780)、第20世杲照の代に建立されたものである。
お堂には平安時代の造像になる地蔵菩薩が安置されているが、この像は秘仏であり、年に一度の開帳(4月23日)以外は拝する事ができない。
これは県指定の文化財になっている。
北足立八十八ヶ所観音霊場55番札所
北足立八十八ヶ所観音霊場88番札所
足立百不動尊70番札所
玉蔵院より

2009年7月9日参拝

御詠歌不明

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