秩父札所の三十四番は、百観音の大悲を一寺に集め御利益を得たいとの願いにより、西国・坂東・秩父の各三十三の札所に一ケ寺を加えることとなり、
水潜寺が日本百観音結願寺になったと伝承されている。
観音堂前には、百観音宝前のお砂を納めたお砂踏みがあり、この上で拝めば百観音巡礼の功徳が得られると信じられている。
結願したら、「みずくぐり」の岩屋で身を清めてから俗界へ帰るのが習わしになっている。
(水潜寺より)
2004年5月3日参拝
【御詠歌】 よろずよの 願ひをここに納めおく 苔のしたより いづる水かな
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