神奈川県小田原市飯泉1161
この寺は、奈良時代孝謙上皇の信頼を得たが、上皇の没後下野国薬師寺に左遷されることとなった僧道鏡が下野国へ赴く途中、 上皇から賜った十一面観音を相模国足柄下郡千代村に堂宇を建立して安置したのに始まると伝えられる。
このお寺の境内には二ノ宮金次郎の銅像がある。しかし私たちが良く知っている薪を背負い本を読んでいる像ではなく、ひざまづいて合掌している像である。 金次郎がこのお寺を訪れた時に一人の老僧と出会い、観音経に感激したエピソードを元にした像である。
長野県東部町出身の大関雷電為右衛門が巡業相撲でこのお寺を訪ねた時に、この地方の無法者で力自慢の大岩谷五郎を投げ飛ばした為、谷五郎に苦しめられていた人々が救われたという。 仇討ちで有名な曽我兄弟はここの仁王尊より怪力を授かったといわれる。
(勝福寺より)

2004年6月17日参拝

【御詠歌】 かなはねば たすけたまへと 祈る身の 船に宝を つむはいいずみ

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