725年(神亀2年)に行基が開創したとも、弘仁年間(810年〜824年)に空海が開創したとも伝えられる。
縁結びのお観音さまとして古くから信仰されていて、毎年四月八日にご開帳され、桜の時期とも重なりたいへんな賑わいをみせる。
このお寺の鐘楼は鐘を付くのを怠った寺僧を戒める為に姿を消し、夢のお告げで地中から掘り出されたという伝説を持ち、『飯山の隠れ鐘』と呼ばれる。
この地の名産にタニシがある。お寺が火災にあった時、このタニシが仁王尊に貼り付いた為、無事だった事から有名になった。
(長谷寺より)
2004年6月17日参拝
【御詠歌】 飯山寺 建ちそめしより つきせぬは いりあい響く 松風の音
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