１番 杉本寺 １１番 安楽寺 ２１番 日輪寺 ３１番 笠森寺 ２番 岩殿寺 １２番 慈恩寺 ２２番 佐竹寺 ３２番 清水寺 ３番 安養院田代寺 １３番 浅草寺 ２３番 観世音寺 ３３番 那古寺 ４番 長谷寺 １４番 弘明寺 ２４番 雨引山楽法寺 ５番 勝福寺 １５番 長谷寺 ２５番 大御堂 ６番 長谷寺 １６番 水澤寺 ２６番 清滝寺 ７番 光明寺 １７番 満願寺 ２７番 円福寺 ８番 星谷寺 １８番 中禅寺 ２８番 龍正院 ９番 慈光寺 １９番 大谷寺 ２９番 千葉寺 １０番 正法寺 ２０番 西明寺 ３０番 高蔵寺 昔、旅人が越えにくかった足柄山や箱根の坂の東一帯は坂東と呼ばれていました。 その坂東の武者たちは、源平の合戦に九州にまで歩を進めました。 源平の戦いの後、敵味方を問わない供養や永い平和への祈願が盛んに行われました。 そうした社会のうねりと、源頼朝の厚い観音信仰と、多くの武者が西国で見聞きした観音霊場巡拝への思いなどが結びついて、 今から約八百年ほど前の鎌倉の初期に坂東三十三観音例示用が開設されました。 やがて、秩父を加えて日本百観音霊場へと発展し、今日に至っています。 坂東三十三ヶ所巡りより