千葉県長生郡長南町笠森302
寺伝によれば延暦3年(784年)に最澄(伝教大師)が楠の霊木で十一面観音菩薩を刻み安置し開基されたとされる古刹で、 古来より巡礼の霊場として知られており、十一面観音像が本尊であることから「笠森観音」と通称される。
大岩の上にそびえる観音堂は、61本の柱で支えられた四方懸造と呼ばれる構造で、日本で唯一の特異な建築様式であり重要文化財である。
長元元年(1028年)に後一条天皇の勅願で建立されたと伝えられているがその後焼失し、 現在の建物は解体修理の際発見された墨書銘から文禄年間(1592年-1595年)の再建とされている。
観音堂の 75段の階段を上がった回廊からは、四季それぞれに美しい房総の山々が眼下に眺められ、 その景観は一見に価する。他にも重要文化財の鋳銅唐草文釣燈籠など多くの文化財も残されている。 (笠森寺より)

2004年11月17日参拝

【御詠歌】 日はくるる 雨はふる野の 道すがら かかる旅路を たのむかさもり

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