この寺は、天長年間(824年 - 834年)円仁の開山によって創建されたと伝えられる。
1590年(天正18年)関東に入部した徳川家康から翌1591年(天正19年)に寺領を寄進されている。
江戸時代に入ると江戸幕府のほか岩槻城主からも帰依を得た。
1942年(昭和17年)12月に日本軍が南京で発見した玄奘の遺骨の一部が戦後この寺に奉安されることとなり、
1953年(昭和28年)5月に十三重の花崗岩の石組みによる霊骨塔・「玄奘塔」が落慶した。
(慈恩寺より)
2004年6月28日参拝
【御詠歌】 慈恩寺へ 詣る我が身も たのもしや うかぶ夏島を 見るにつけても
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